不安と孤独とビジネス

先日、ある方から「ベストタイミングは昨日」という名言を聞きました。

 

 

情報をそろえて、

自分の気持ちが整って、

人脈が整って、

お金が整って、

 


という全てが整ったときでは、すでに遅いのだそうです。

 

 

確かに、色々整えているうちに気持ちの熱さが消えてしまいそうな気がしますね。

あれもこれもと整えているうちに、無理なんじゃないかっていう気持ちになってしまいそうですよね。

 

 

その名言通りなら、もうわたし進めるじゃない!と思い、進んでみました。

 


すると、「誤解されるのが怖いの!」というのが出てきました。

 


それってどういうことだろう?と、

いまこれを書きながら、自分と向き合っています。

 


わたしが始めようとしていることって、目に見えないものです。

 


何か技術を教えるわけでもないし、物を売るわけでもない。

 

 


目に見えないものをビジネスにするにあたり、ある不安を持っていることに気がつきました。

 

 


その不安の根源はわたしの過去にありました。

 

 


昔、占いにはまった事がありました。
健全に楽しんでいる時期も、止めている時期もありました。

 


自分のバランスが大きく崩れた時、不健全に頼る方向に走り、それがどんどん深みにはまり、依存症のような状態になっていきました。

 

 


月に何万円もつぎ込んで、

納得がいく言葉を言ってもらって、

自分を癒していました。

もうほとんど病気です。

 


あのとき、わたし、孤独で、不安で仕方がなかったのです。

 

 

外では元気に振舞っていましたが、起きたことを何もかも不安に変換してしまうような状態だったと思います。

 


一度スイッチが入ってしまうと不安で眠れなくなってしまって、
わたしが生きていることが悪なんじゃないかとさえ、思っていました。

自分が完全に分裂していましたので、ブラックホールすぎて、誰にも相談できませんでした。

 

 

この不安スイッチって、入ってしまうと理性では止められないのです。

 


不安スイッチが入ってしまう頻度は、直近の1~2年で激減しましたが、

実は完全に消えたのはこの半年くらいのことです。

いまでは自分で、自分の不安をコントロールできるようになりました。

 


夜中の占いにはだいぶ助けてもらった部分がありますが、

実はサービスを受けながらもこんな風に思っていました。

 


「この人って、わたしの持っている『不安』に依存して稼いでいるんだなー」

 


わたしは自分の不安に依存されていることに、気がついていました。

そして、そんな占い師さんにわたしは依存していました。

 


相談しているのは自分なのに、
その占い師さんの発言に、常に強い反感を感じていました。

 


それにもかかわらず、なかなか止められなかったのです。

 


わたしにとっての占いは、根本治癒でなくて、ただの痛み止めにすぎず、

からくりに気がついてしまってからは

痛み止めにすらなっていませんでした。

 


不安や孤独は、人を狂わせてしまうのです。

 


数年前に「不安と孤独に負けない自分になるしかない」と決め、今日の私がいます。

 


そんな経験から、自分と約束していることがあります。

 

 

「人の光の部分を見てビジネスをする」
「自分の光の部分でビジネスを作る」

 

 

不安ではなくて、光の部分を見ようということです。

 


自分ができることってなんだろう?というアンテナを立てて世の中を見渡してみると、

不安な人って本当に多いなーというのを実感します。

 


かつての私みたいに。

 


そして、その不安を煽ってお金を落としてもらうようなビジネスの多さにも驚きます。

 


そのビジネスに傷ついてしまって、

疑心暗鬼になってしまっている人も、多々お見受けします。

 

 

 


残念ながら、自分が何かサービスを作ろうとして、言葉で表現をしようとする時、

不安を煽るようなものと似たような表現になってしまうのです。

 

 

不安にさいなまれ、元気がなかったとき、わたしは選択ミスをし続けていました。

 

 

だからこそ、「誤解されないように表現したい」と、考えすぎてしまうのです。

 

 

誤解を恐れて、何も書けないし何も言えなくなってしまうのです。

 

 

それが、「誤解されるのが怖い」の中身ですね。

 

 

でも、ここに書きながら大切なことに気が付きました。

 

 

あのわたしが生きるのが大変だった時、占い師さんが助けてくれたのも事実なのです。

 

 

夜中じゅう取り留めのない不安を聞いてくれてありがとう。

憎んでごめんなさい。

 

 

そうだ、そうだ。

わたし、もう「みんなの不安」から逃げたり、戦ったりしてる場合じゃない。

不安に依存するサービスをしているその人も不安なんだから。

 

 

それなら、みんなが不安にならなくてすむ、優しい世界を作ることを考えればいい。

 

 

よし、またクリアにできた。

一歩進んだぞ!

 

 

聞いてくださり、ありがとうございました😊

 

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