大事なときに話を聞いてもらえるサラリーマンでいるための3つの掟

みなさんこんにちは。 

 


わたしは今日から会社が始まりました。
私の会社は、1月~12月という区切りなので、今日から新年度です。

 

 

この時期は毎年新しい組織になります。

 

 

去年は大規模な統合があったので、なにもかもが新しい統合1年目でしたが、今年は昨年の反省や改善を踏まえての組織変更がちょこっと、ありました。

 

 


経営層はいまはこの部分を試行錯誤しているんだなーと感じながら、新年早々、人の動きを見ています。

 

 

 

人が動くときって、やっぱりみんなの気持ちが動くので会社の空気感が変わるんだなーと感じています。

 

 


「よし!新しいポジションにチャレンジだ!」という前向きな人もいれば、新しい環境になじめるのかの不安や緊張のエネルギーの人もいるし、不満が出ている人もいて、なんとなーく硬い中でも、空気がごちゃごちゃしている今日です。

 

 

仕事に限った話ではありませんが「不満」という状況からは、我慢をするのではなくて、なるべく早く脱した方が得策です。

 


そう意識するようになると、些細な我慢であれば、雑談で解決できるようになるし、溜め込むものがなくなり快適なサラリーマンライフを送ることができるようになります。

 

 

 

大きな不満であっても、もしかしたら悪い妄想による誤解かもしれません。誤解は話すことで、解消されますし、必要なら異動もできるかもしれません。

 

 

もちろん伝わるように伝える技術や、自分の本心を正確に把握することが必要ですが、それはまた後日お話しするとして、何かが起きたときには「話を聞いてもらえる人でいる」というのが前提にあると思っています。

 

 

今日は、わたしが長年人事のサラリーマンをやってきた中で、大事なときに話を聞いてもらえる人であるために、日頃から意識していた3つの掟を書いてみようと思います。

 

 

これを意識するようになってから、私の発言力は上がり、耳だけでなくて、体ごと傾けて話を聞いてもらえるようになりました。

聞いてくれない人ももちろんいますが、あまりその人は気にしなくて良い存在で、他にきちんと話せる人がいるということですので、問題にならないのです。

 

 

大事なときに話を聞いてもらえるサラリーマンでいる3つの掟とは!

 

 

①会社に自分の人生(キャリア)を任せきりにしない。(駒にならない。)
②会社と自分のお互いにとってメリットになる仕事を意識する
③組織のありがたみをじゅうぶんに感じる

 


まず「①会社に自分の人生(キャリア)を任せきりにしない」

 

大企業になればなるほど、従業員の扱いが「人」というよりは「駒」になりやすくなります。

 

これは組織運営をするにあたり仕方のないことですが、その分、各所属の上長が会社(人事ですかね)任せにしすぎず、自分の部下を個人としてきちんと見ていくことで乗り越えることができると思います。

 

 

中には大企業ならではの体質を鑑みて、自分の部下を「駒」としてでなく「人」としてきちんと扱うように本人の意志やキャリアを考えた上でマネジメントする愛情深い上長もいます。

 

 

ですが、そんな人ばかりでなくて、みんな意外に自分のことだけで必死です。

 

 

「サラリーマンは兵隊である」とか「会社の命令には従わなければならない」といった、自らを「駒」として扱ってしまうタイプの方が、上長のポジションについてしまうと、悲劇なんです。

 

 

自分を含め、自分の部下まで全員「駒」「兵隊」となってしまうのですからね。恐ろしいことです。

 

 

一昔前まではそれが主流でしたし、じゅうぶんそれでお給料が上がる世の中でしたので、無理もないかもしれません。

でも、時代が変わり、昔のやり方を貫いてもお給料は上がらないし、会社の将来なんて本当に保証がないのです。

 

 

そして、従業員はどういう人が自分の上長になるのかを、コントロールすることはできません。

 

 

そうしてみていくと、自分の人生(キャリア)には、自分で責任を持つ必要が出てきます。

 

 

 

ちょっと厳しい言い方ですが、これからは、我慢して会社に言われた通りに転々としたおかげでなんの尖った才能も身につけられなかった、気がついたらどこにも居場所がなくなってしまった、なんてことになっても、誰のせいにもできないのです。

 

 

 

確かに会社は会社の都合で動いていますが、実は押し付けてなんていません。あなたに我慢しろなんて言ってません。

自分の意志は話していい。このポジションでこの能力を伸ばしたいと言って良いし、この仕事は自分には向いてないから、自分のこんなところを生かせるポジションに動かしてほしいと言っていい。

そう言ってくれると、むしろ頼もしく感じるものなのです。

 

 

また断言しちゃいますが、本当の願いは、ベストなタイミングで、必ず叶います!!

 

 

なので日頃から、わたしは何がしたいんだろう?どの能力を使いたいんだろう?なにが得意なんだろう?何が嫌いなんだろう?って、アンテナを立てて自分の望みに敏感になっておくこと。

その会社で伸ばしたい自分の能力を整理しておくことは大切なことです。

大切なわたしたち、絶対に都合の良い駒になんて、されないんだからねっ!

 

 

「②会社と自分のお互いのメリットとなる仕事を意識する。」

 

 

個人事業ではありませんので、やはり会社の業績のために働くことになります。当たり前のことですけど。

 

 

でも、「会社のためになっても自分のためにならない仕事」なんて、しちゃいけません。自分のためにならない仕事は、実は会社のためにもなりません。

 

 

仕事そのものだけでなくて、取り組み方を変えてみたり、仕事を見る角度を変えてみたりして、気持ち良く働ける環境を自分で整えましょう。

業務分担の変更があるかもしれないし、助けてくれる人が現れるかもしれません。

 

お互いにとってのメリットや心地よさを重視していくと、呼吸をするみたいにすっと、役に立つ発言が出てくるようになり、周りから見られる目が変わります。

「この人の話は聞かなくては!」というのは、この姿勢から匂い立つものだと思っています。

 

 

「③組織のありがたみをじゅうぶんに感じる。」

 

これね、地味にすっごい大切!!

例え仕事で失敗しても、暇でも、毎月決まったお給料を決まった日に振り込んでくれるっていう安心感。これは、本当にすごいことなんですよね。

社会保険料を半分もってくれるのも、退職金などの福利厚生制度があるのも、研修なんかもすごいです。

 

オフィスを構えているのも、PCを貸し出してくれるのも、机椅子ちゃんとあるのも、文房具代も、コピー機などのwifi環境も、出張費も。

確かに経費ですから、当たり前といえば当たり前です。

 

でも、皆さんに安心して働いてもらえるように、環境を整える、維持するって大変なことなのです。

 

 

人間は愚かだから、都合の良いことは当たり前になってしまいがちですが、お給料をくれて、自分を使ってくれて、能力を磨かせてくれる環境があるなんて、本当は素晴らしいのです。

 

 

働いていればいろいろなことがあって、文句も出ます。それはそれでね、人間らしくて良いと思います。わたしもたくさん文句を言ってます。

 

 

でも、会社にしてもらっていることのありがたみをきちんと感じられるようになると、文句の種類は変わってきます。

 

 

無理に感謝しようなんて思わなくてもいいけど、自分でそれできるのかな?クビになって、雇ってもらえるところがなくなって起業するとしたらどうなんだろう?という視点で一度考えてみると、違った景色が見られるかもしれません。

 

 

次回は、伝わるように伝える技術について書いてみようかな!

 

活気のある素敵なサラリーマンが増えるといいなと思います(^-^)

 

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