自分の声が聞こえるまで
1年前くらいまで、「自分の声」がまったく聞こえなかった。
若い頃から「もっと自分を大切にしたほうがいい」って散々言われたけど、
どういうことなのかさっぱり分からなかった。
苦しくて自己啓発の本を読み漁る日々だった。
どの本にも「まずは自分がしたいようにすること」って書いてあった。
でもさ、「自分のしたいこと」なんて考えたことがなくて、困っちゃったよね。。
「それが分かったら苦労しないよ!!」って、本を投げ捨てたくなった。
でも、いまはだいぶ自分の声が聞こえるようになった。
うるさいくらいに話しかけてくるし、どんな時も一番最初に自分を癒すようになったの。
あんなに聞こえなかったわたしでも、できるようになったから大丈夫!
秘訣はねー
「自分に優しく、根気強くインタビューする」こと!
「自分の声」を聞く練習をするとき、
最初のとっかかりの感覚としては、
ざわざわっとしたり、違和感として残るような感じかな。
強い感情の時はわかりやすいけど、ざわざわに気づけるようになると、強い感情の出番が減るから、ざわざわから始めるのっていいと思うな^ ^
そうすると、毎日くらい練習のチャンスがあるよね!
そのざわざわの違和感の正体を、
自分にインタビューするの。
まずは自分の感じたことを受け止めてあげることから。
良いとか悪いとか、ジャッジを入れないで
「君は、そうなんだね~」と。
ただただ認めてあげる練習から。
それだけで、まずは、じゅうぶん。
できるだけ優しく受け止めてあげてほしいな。
例えば上司の言葉で傷ついた場合。
ねぇ、どう感じたの?
それでそれで?
あらー、それは大変!
そっかーそれは辛かったね。
嫌だよね、わかるよー。
せっかくだから、もうちょっと聞かせてくれないかな?
こんな感じ!^ ^
自分が自分に分かってもらえると、他の誰に分かってもらえなくても、とても安心するんだよね。
そして、それをどうにかしようとしない方がいいよ。
ついつい、凹んじゃダメだ!とか、
許さなきゃ!とかなっちゃうけどさ。
そうじゃなくて、そのままを受け止めてあげることに意味があるんだよね。
感情を受け止めてあげたら、次は起きた出来事をインタビューするといいよ。
ねえ一体何を言われたの?
その時って他にも誰かいた?
どうしてそんな話になったの??
それはひどいよねー。
それで、そのあとどうしたの?
ふーん。そっかー
こんな感じ!^ ^
でね、出来事を思い出したら、
次は「なぜ?」って自分の気持ちを掘ってみるといいよ。
ねえねえ、なぜその言葉で傷ついたの?
言葉では言われてないかもしれなけど、何て言われている気がしたの?
そうだよねぇ、そう思っちゃうよね。
でも、それってどうしてそう思っちゃうの?
それって、何か似たようなことが昔にもあった??
何か思い出したことって、あったりする?
誰にも言わないから大丈夫だよ。
こんな感じ!^ ^
自分が聞いてほしいことを聞いてあげるとね、
胸がじーん。
心がほわっ。
もしかしたら、昔に癒せていなかったことが
涙になって浄化するかもしれない。
そういう時は、泣きたいだけ泣いた方がいいよ。
こういう感覚が違和感の正体。
その感覚を頼りに探るといいよ。
これまで長く無視してた場合は、最初はもしかしたら教えてくれないかもしれないし、
どれが自分の声なのか、分からないかもしれない。
でも、根気よく続けてね!
必ず応えてくれるから。
だって本当はわかって欲しくて、
聞いて欲しくて仕方ないんだから。
「これが自分の声なんだ」って分かるようになっちゃえば、こっちのもんだ!
ここまで出来るようになると、次に同じことが起きても、悔しい!とか、悲しい!とかの前に
もう要らない!とか、
まだ悲しんでたいんだとか、
ちゃんと選べるようになるよ!
わーまた、昔の傷が癒えてなかったやつだー!
もう関係ないやつ、またまたキター!
みたいな感じで(笑)
そのうち何も感じなくなる日が来る^ ^
自分の声を聞くためには、根気よく、優しくインタビューさっ♡
まず一カ月やってみてよ!グチは聞くからさ。