伝えたいときに伝えたいことを伝えられるサラリーマンでいる3つの掟

こんばんはー

 

 

今日はひさしぶりに歯医者に行ってきました。
特に痛いところはなかったのですが、しばらく行かないと、どっか悪くなってるんじゃないか?虫歯があるんじゃないか?と心配になってしまうのですよね。

 


この、どっか悪くなってるんじゃないか?というのが、私には歯に関しては悪い妄想があり、歯医者に行くのは毎回とても怖いのです。

歯が全部抜け落ちてしまう夢を見たりするくらい!

 


今日も大きな問題はないですよと言ってもらえて安心して帰ってきました。

 


この、歯に関する妄想癖…なんなんでしょうね?笑

とりあえず、心配ごとをひとつ安心に変えられて、気持ちが軽くなりました。

 

 

 

さて、今日は伝えたいことを伝えたいように伝える技術。コミュニケーションですね。わたしはサラリーマンなので、そこに特化して書いてみようと思います。

 


もちろん伝わらない相手もいるのですが、仕事のコミュニケーションに関しては、10数年のうちに身に付けたことがあり、大きな失敗をしなくなりました。 

仕事のスキルって、ほとんどコミュニケーションなんじゃないかと思うくらいです。

 

 


わたしが普段から気をつけていることを書いてみようと思いますので、ご参考にどうぞ。

 

 

 

「伝えたいことを伝える」って、実は最後の仕上げのような感じで、そのためには「伝えられる状況」「聞いてもらえる状況」っていうものを日頃から作っておく必要があるんです。

 

 

仕上げなんて書いてると誤解されますが、別に「伝えたいことを伝えるため」が目的なのではないのです。

でも、発言できる状況が整っていると、言いたいことがまとまっていなくても、言葉になるのを待ってもらえたり汲み取ってもらえたりするのです。

結局のところ、人が見ているのは普段からの姿勢なんですよね。

 

 

柱は3つだと思っています。

①時間の感覚

②感情と事実を分ける

③基本ルールに従う

 

 

 

①時間の感覚(緊急性の温度感を感じる)

 


対応を急いでいるものと、ある程度猶予があるものとがあると思うので、相手にとってどの程度の緊急性があるのかというのをはじめに意識しておくことは重要です。

 

 

なぜなら人は、待たされることにより「存在を軽んじられた」「ないがしろにされた」「無視された」と感じてしまうことがあり、大した問題でないことがややこしくなってしまうことがあるのです。

 


必ずしも相手の要求のままのスピード感で対応する必要はありませんが、相手の緊急度を感じておき、ギャップがある場合は、そこを埋めておくのです。

 

 

不明な場合は最初に聞くのです。
急いでますか?期限ありますか?と。必ず。

 

 


相手が欲しいものをその場で返せない時は、状況を伝えてあげると安心します。

 


ちなみに大切にしたい相手には、なるべく相手のスピード感に呼応してあげると喜んでもらえます。

(前のめりに連絡すると熱意が伝わります!)

※相手の反応により調節は必要ですが、スピード感でこちら側の気持ちをコントロールして伝えるということができるということです。

 

 


②感情(思惑)と事実を分ける

 

 

AさんとBさんの違いはなんだと思いますか?どちらの話を聞こうと思いますか?

 

Aさん

経理の担当者はわたしのことを毛嫌いしているんです。また経費の申請を理由もなく却下されました!酷いですよね!!」

 

Bさん

経理の担当者に毎月、理由の説明がなく申請却下されてしまうのです。理由を教えてもらわずに却下されると、なんか嫌われてるみたいな気分ですよねー」

 

 

両方とも同じ内容ですが、起きた事実とそこに抱いた感情を別々に話せるBさんの話を聞いた場合、却下された理由を一緒に解明しようと、見てくれる人が出てくるかもしれません。そして、「あーそうだよね。その気持ち分かるよ。理由教えて欲しいよねぇ?」と、共感を呼びますよね。

 

 

Aさんの話はどうでしょう?相手の感情を決めつけているような…文句?悪口?あなただれ?みたいな…笑

 

感情優先に話すせいで肝心の事実(困りごと)が霞んでしまいます。

ただの文句と取られてしまうと、社会人として話を聞いてもらえなくなることがあるのです。

  

 

普段からの発言で、人柄は判断されますのでAさんのような発言の癖がある人は、改めた方が良いですよ。

 

 

仕事が出来るといわれるのは、たいてい事実の処理を進めて結果を出す人なのではないでしょうか。感情抜きに事実を拾えるというのは、強みです!

 

 

そして、よく、「仕事に感情を巻き込むな!」と言われたりしますが、わたしは感情を話してもいいと思うのです。

聞き手に事実が伝わって、事実がメインでそこにこんな感情を私は持っちゃうんだーという、追加で感情を付け加えるような言い方なら、「なんかこの人、人間らしくて可愛いなー」なんて思われます。

感情を話すポイントは、あくまで、自分の感情を「自分のもの」としてのみ、話すこと。他人の感情を勝手に決めつけたり、自分への共感を他人に強要しないことです。

 

相手から共感を得られたら、次の展開の話をすればいいのです。

 

 

③基本ルールに従う

 

 

組織で働いているので、やはり決まりがあるのです。

たまーに、コネ入社がいたり、訳の分からない人事異動とか昇進とかありますけど、それが警戒されたり、嫌われるのは、基本ルールに乗っていないからです。

みんな我慢をしていますので…理由もわからずそのルールを逸脱する人が出てくると嫌なのです。

 

 

他人に不本意に妙な突っ込みどころを与えないためにも、できるだけ基本ルールを守りましょう。やはり組織ですから順番があるので、それを基本的には守ることです。実力が認められればちゃんと理解されますから大丈夫ですよ(^-^)

 

 

例えば課の中で起きた問題は、課長に話す。ダメならその上の部長に話す。それでダメならその上。

どうしようもない場合に、その他の人に話すこともあり得るのかもしれませんが、前提としては順番を踏んだ形跡があった方がいいです。

いきなり組織を飛び越えて、とやるのはあまりオススメしません。

やる場合は、ルール違反を承知で細心の注意を払うこと。嫌う人がいるのを前提でやるのです。そして、事後まで責任を持つ。

 

 

ちなみに、自分のところに仕事が回ってきた時、それがあるべき姿になっているか?違う場合はどこでそれがおかしくなっているのか?というのをちゃんと見て、おかしいところをルールに乗せ直すというのをやっていくとすごくいいです。

他部署に連絡したりして、仕組みを理解する絶好のチャンスです。

物流もそうですが、平常運転の時には気付かないような他部署の仕事の回し方が見えます。

 

 

そういうのをきちんと見ていく癖をつけると、どこの部署で発生した仕事を受け取って、次の部署でどういう状態になって自分のところに回ってきていて、どの状態で次の部署に回したら良いのか?が分かるようになり、会社組織の中での自分の立ち位置というものが見られるようになります。

 

 

そうしていくと、ほんの立ち話でも次にこういう仕事が回ってくるかなと予測できるようになったり、大きな問題になる前に小さな問題のうちにトラブルの芽が摘めたりするようになります。

自分の会社の仕組みが分かると、それを応用して他の会社の仕組みを聞いても理解できるようになり、世の中の仕組みも分かるようになります。

 

ほんの小さな習慣が、毎日の積み重ねで大きなことへの理解につながるのです。

 

 

しかも気にするのはたったのこの3つです(^^)

 

 

①時間の感覚

②感情と事実を分ける

③基本ルールに従う

 

 

3つの習慣がこなれてくると、自分らしさという要素を加えて、あなたらしい血の通った素敵なコミュニケーションに育っていきます。

そこまでいくと間違いなく重宝されます(^-^)

そして、誰とでもちゃんと伝えたいことが伝わる議論ができます。

 

 

どこに行っても重宝されるカッコいいサラリーマンが増えますように💖

 

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